安胎(流産防止)の漢方薬

妊活中の皆さんこんにちは

今日は先日国際学会で勉強して来た、流産を防止する漢方薬に関して、ご紹介します!

前回のブログの内容ですが、学会で言われていたことをまとめると

習慣性流産(3回以上流産を繰り返してしまう)の方は血栓ができやすい可能性がある

つまり子宮卵巣の周りの血流を良くすることで、流産の確率を下げる事ができる

と結論づけられていました。

この様な子宮卵巣の血流の悪さ=瘀血(おけつ)によく使われる生薬はこちら

丹参(たんじん)

です。一味の丹参は四物湯と同じ効果があると古来より言われています!

他にも

ストレスで血流が悪くなっているタイプ

逍遥散 がおすすめ

 

 

体が虚弱で血を作る事が出来ない貧血タイプ

泰山盤石散がおすすめ

(日本にはない処方ですが、十全大補湯の加減法です。

当店にある生薬を組み合わせれば対応可能です)

 

瘀血が取れず固まってしまっているタイプ

桂枝茯苓丸がオススメ

 

この様に発表がありました。

①補腎、化瘀血安胎を主軸に考える

②弁証(中医学的な体質)により漢方薬薬を使い分ける

③元の体質改善と流産防止を同時並行する

 

と言う事が習慣性流産の漢方に対しては重要であると結論づけられていました。

 

学会で勉強した事を即自分の漢方相談に活かして行きます!

ぜひご相談くださいませ!