PCOS(多嚢胞性卵巣症候群) の漢方薬 名老中医の治療法紹介 その② 朱南孫先生

PCOS(多嚢性卵巣症候群)でお悩みの皆さんこんにちは

今日は老中医(漢方の達人)の処方を紹介します!

本日ご紹介するのは

朱南孫 先生です

現代中医婦人科の名医です

朱氏婦人科という超有名な本を執筆されています

僕も朱氏婦人科学勉強しました!

 

さて、この朱先生のPCOSの捉え方なのですが、

①腎虚 (子宮卵巣のパワー不足)

と捉えて、子宮卵巣のパワーをどんどんUPする生薬を使うそうです

特に朱先生が月経初日〜10日目まで使う生薬としては

巴戟天、兎絲子、山茱萸、肉蓯蓉、イカリ草、仙茅、熟地黄、当帰、女貞子

があるそうです。

特に低温期の卵胞の発育を育てることに重点を置いているそうです。

 

また

②PCOSの患者さんは体質の虚弱さがある

と考えるため、月経10日目以降は

黄耆、党参、黄精、山薬、縮砂、白朮、石楠葉、莪蒁、皀角刺

を使うそうです

子宮卵巣の周りの血流を良くして排卵を促す事が目的です

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回のシリーズの内容は少し難しいですが、僕が普段どの様に漢方薬の使い方を勉強し、最新の知識を入れているかご紹介していきたいと思います。

 

ぜひPCOSでお悩みの方ご相談お待ちしております