漢方でダイエットしようと思って飲み始めたのに、なんだか体がだるい。
むしろ痩せるどころか、疲れて動けなくなってきた…。
そんな経験、ありませんか?
実は、ダイエット漢方の落とし穴のひとつが「合わない漢方を飲み続けること」です。
漢方薬はドラッグストアや通販でも手軽に手に入る時代になりましたが、
体質に合っていないものを飲むと、かえって体を消耗させてしまうことがあります。
痩せるどころか、代謝が落ちてしまう

中医学では、体の”やせにくさ”には大きく分けていくつかのタイプがあります。
たとえば──
- 水が溜まりやすい「痰湿(たんしつ)」タイプ:むくみやすく、体が重い。食べすぎていなくてもなんとなく太る。
- エネルギーが不足した「気虚(ききょ)」タイプ:疲れやすく、代謝が低い。食事を減らしてもなかなか落ちない。
- 血の巡りが滞った「瘀血(おけつ)」タイプ:下半身太り、冷えがある。体がかたい。
- ストレスで食べすぎてしまう「肝気鬱結(かんきうっけつ)」タイプ:イライラ食いや過食が悩み。
「痰湿」タイプの方に気を補う漢方を出してしまうと、かえって水が溜まりやすくなることがあります。
逆に「気虚」タイプの方が、体を冷やしたり動かすことを促す漢方を飲み続けると、
もともと少ないエネルギーをさらに使い果たして、ぐったりと疲れてしまう──。
これが、「飲んでいるのにしんどくなる」原因のひとつです。
体が疲れると、むしろ太りやすくなる

疲れた体は、エネルギーを節約しようとします。
中医学的にいうと「脾(ひ)」──消化・吸収を司る臓器の働きが落ちると、食べたものをうまくエネルギーに変えられなくなります。
栄養が巡らず、余ったものが「痰湿」として体に蓄積されていく。
つまり、合わない漢方を飲んで体を消耗させると、痩せにくい体を自分でつくってしまうという悪循環に陥ることがあるのです。
自分でできること・気をつけたいこと
もしダイエット中に以下のようなことを感じていたら、一度立ち止まってみてください。
- 漢方を飲み始めてから、なんだか疲れやすくなった
- 食欲がなくなった、または逆に増えた
- 体が冷えてきた気がする
- 睡眠が浅くなった
これらは「体が合っていないよ」と伝えているサインかもしれません。
また、日常生活では以下を心がけてみてください。

・消化を助けるものを意識して食べる
胃に負担をかけない、温かいもの・やわらかいものを選びましょう。
大根、山芋、かぼちゃなどは脾を助けてくれます。
・冷たいものを控える 冷たい飲み物や生ものは、消化の力を弱めます。
水はできるだけ常温か白湯で。
・睡眠を大切に 中医学では「夜の養生」が体の回復の要。
23時前には休む習慣をつけるだけで、代謝が変わってきます。
「自分に合った漢方」を知ることが、ダイエットの近道
ダイエット漢方は「飲めば痩せる」ものではなく、体の状態を整えて、本来の代謝を取り戻すものです。
同じ「痩せたい」という悩みでも、水が多い人・血の巡りが悪い人・エネルギーが足りない人では、使う漢方はまったく違います。
むしろ体質を無視して飲み続けることで、体が消耗し、かえって遠回りになってしまうことも。
一人でネットやドラッグストアで選ぶのが難しいのは、当然のことなんです。
あなたの体質をきちんと見て、今の状態に合ったアプローチを一緒に考えさせてください。
漢方は「体に合って、はじめて力を発揮する」もの。
その一歩を、厚麗堂薬局でお手伝いします。
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