お子さんの肌が赤くかゆくなるアトピー性皮膚炎。
ステロイドを使い続けることに不安を感じ、悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか。
実は、小児のアトピー性皮膚炎は漢方薬で根本から改善できる可能性があります。
アトピー性皮膚炎は、東洋医学では体の内側に原因があると考えます。
お子さんの皮膚に症状が出ているとき、体の中では「熱」や「湿気」が溜まり、バランスが崩れているのです。
特に小さなお子さんは胃腸が未熟で、消化吸収がうまくいかないと体に不要な水分(湿)や熱が溜まりやすく、これが皮膚の炎症を引き起こすと考えます
漢方薬では、この体に溜まった熱や湿を取り除き、バランスを整えることを目指します。
例えば、「消風散(しょうふうさん)」や「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」といった漢方薬がよく使われます。
これらの漢方薬は体内の熱や湿を上手に取り除き、かゆみや赤みに対して使うことも多いです
また、漢方薬は体質や症状に合わせて選ぶのがポイントです。
体力が弱いお子さんや、お腹の調子が悪くなりやすいお子さんには、より優しい漢方薬を選びます。
例えば、「六君子湯(りっくんしとう)」など胃腸の働きをサポートする漢方薬を一緒に使うこともあります。
漢方薬の良さは、症状を抑えるだけでなく、お子さんの体質そのものを改善し、再発を防ぐ力があるところです。
皮膚の症状が落ち着くだけでなく、風邪をひきにくくなる、食欲が増えるなど、体全体の健康が底上げされるお子さんも多いですよ。
お子さんのアトピー性皮膚炎に漢方薬を使うときには、自己判断で選ぶのではなく、漢方の専門家に相談してお子さんにぴったりの漢方薬を選ぶことがとても大切です。
気になる方は公式LINEからぜひご相談くださいませ