ゴールデンウイーク明けの不登校にご注意ください

新年度が始まり、子どもたちは新しい学校やクラスでの生活に少しずつ慣れてきましたね。

けれど、このタイミングで気をつけたいのが「ゴールデンウイーク明けの不登校」です。

 

 

長い休みで日常のリズムが崩れると、

再び学校へ行くことに抵抗を感じる子どもが少なくありません。

 

その原因の一つとして中医学(東洋医学)では、「喜びすぎると心を傷る」と考えます。

 

旅行やレジャーで普段以上に興奮したり喜びすぎたりすると、

心(精神・感情)に過剰な負担がかかります。

 

特に子どもは感情が豊かで、楽しいことに夢中になるほど気持ちのバランスが乱れやすいのです。

楽しすぎると、その反動で元気がなくなったり、精神的に不安定になったりしてしまうと考えるのです。

 

 

また、中医学では「気血(体のエネルギーや栄養)」が不足すると、

心の動きも悪くなると考えられています

。ゴールデンウイーク中の外出や遊びで疲れが溜まり、気血が消耗すると、

体力だけでなく精神的にも元気が出なくなります。

すると、いざ学校が始まった時に心身ともに疲れ切ってしまい、学校に行くのが難しくなることもあるのです。

 

こうした状況を避けるためには、ゴールデンウイークの最後の二日間は特に注意が必要です。

お出かけやイベントは控えめにして、家でゆっくり過ごす時間を設けましょう

。静かに本を読んだり、好きな音楽を聞いたりするのもおすすめです

。特に夕方以降は、テレビやスマホの使用を控えて、早めに休ませてあげることで、

気血の回復を助け、心の安定を取り戻すことができます。

 

子どもの元気な姿を見るとついつい安心してしまいますが、

大切なのは「無理をさせないこと」。

 

楽しさの後にくる疲れをしっかり癒し、

余裕をもって新たな日常へ戻れるようサポートしてあげてくださいね。

 

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