基礎体温をつけていて、こんなふうに感じたことはありませんか。
「低温期がなかなか終わらない」
「排卵が来るのが遅い気がする」
「グラフを見ると、ガタガタしていて低い温度が長く続いている」。
排卵日を心待ちにしているのに、なかなか体温が上がってこないと、それだけで不安になってしまいますよね。
今日は、そんな「低温期が長いタイプ」の体質と、漢方でできることについてお話しします。
こんな症状、心当たりありませんか?
- 基礎体温表で、低温期が長く続く(だいたい15日以上)
- 排卵がいつも遅い、または排卵しているかどうかもはっきりしない
- 手足やお腹が冷えやすい
- 経血の色が薄い、量が少ない
- 疲れやすく、朝起きるのがつらい
- トイレが近い、または尿の量が多い
これらに心当たりがある方は、体を温める力そのものが不足している状態かもしれません。
中医学でやさしく解説
中医学では、低温期が長く続く体質の多くを「陽虚(ようきょ)」と考えます。
陽虚とは、体を温めるエネルギーである「陽気」が不足している状態のことです。
体の中では、卵胞(卵子のもと)が育つ時期を「陰」の時期、排卵後に体温が上がる時期を「陽」の時期として捉えます。
低温期が長いということは、陽気が足りず、卵胞をしっかり温めて育て上げる力が弱く、なかなか排卵のスイッチが入らない状態と考えられます。
これは現代医学的に見ても、卵胞の発育がゆっくりであること(卵胞発育不全)を示している可能性が高いサインです。
基礎体温表は、こうした卵巣機能の状態を映し出す、とても正直な鏡なのです。
今日から自分でできること
- お腹・腰・足首を冷やさない服装を心がける
- 生野菜やアイスなど体を冷やす食べ物は控えめに、温かいお茶やスープを積極的に
- 湯船にしっかり浸かり、体の芯から温める習慣を
- 「関元(かんげん)」「腎兪(じんゆ)」など、お腹や腰にあるツボをカイロなどで温めるのもおすすめです
こうした養生は、陽気を養う助けになります。
ただ、体質や冷えの深さは人それぞれ。ご自身の状態がどの程度なのか、正確に見極めるのは難しいものです。
一緒に、あなたの体質に合わせて整えていきましょう
低温期が長いタイプの方には、体をじんわりと温め、腎の陽気を補う漢方薬が力を発揮します。
厚麗堂薬局では、これまで多くの方をサポートしてきましたが、
半年ほど漢方薬を服用いただく中で基礎体温が徐々に落ち着き、妊娠に至られた方もたくさんいらっしゃいます。

基礎体温表は、あなたの体からの大切なメッセージです。
ぜひそのグラフを持って、一度ご相談にいらしてください。あなたの体質に合わせた漢方薬を、一緒に探していきましょう。
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