子宮筋腫の治療で、リュープロレリンなどの注射やお薬を使い、今は生理を止めている。
そんな方も多いと思います。
「生理が止まっているから、体は休めているはず」
そう思っていたのに、
「急に出血があった」
「生理じゃないのに、少しずつ出血が続く」
「ほてりや汗が急に出て、びっくりした」
「なんだか気持ちが落ち込みやすくなった」
このような症状が出て、びっくりされて、当店に来店される方も
いらっしゃいます

生理を止める治療を受けていても、
思いがけない出血(不正出血)が起こることは珍しくありません。
「治療がうまくいっていないのかも」
「自分の体がおかしいのかも」と、不安になってしまいますよね。
でも、それはあなたのせいでも、体が弱っているからでもありません。
ホルモンの状態が大きく変わる時期には、こうしたことが起こりやすいのです。
まずは、それだけつらい思いをされてきたのだと知ってください。
こんなこと、感じていませんか
治療中の方から、こんなお話をよくお聞きします。
- 生理は止まっているのに、少量の出血がだらだら続く
- 急に出血して、下着が汚れて驚いた
- ほてりやのぼせ、汗が急に出るようになった
- 眠りが浅い、途中で目が覚めてしまう
- 気持ちが不安定になりやすい、涙もろくなった
- 治療が終わったあと、また同じことになるのではと不安
一つひとつはよくあることとして流されがちですが、いくつも重なると、心も体も疲れてしまいますよね。
今、生理が止まっているからこそ、できることがあります

東洋医学(中医学)では、子宮筋腫のような塊のことを、昔から「癥瘕(ちょうか)」という言葉で呼んできました
。むずかしい言葉ですが、簡単に言うと「体の中を流れる血やエネルギーの巡りが滞って、少しずつ固まってしまったもの」という考え方です。
お薬で生理を止めている今の期間は、体の外に出る出血としての目印がない分、「今、体の中がどうなっているのか」がわかりにくい時期でもあります。
ですが、巡りの滞りそのものが治療によって解消されているわけではありません。
だからこそ、生理が止まっている「お休み中」の今こそ、体の巡りを整えておく、良いタイミングでもあるのです。
不正出血が続くのは、体の中の巡りが乱れているサインのひとつと考えられます。
血や体を温める力が不足していたり、逆に余分な熱がこもっていたり、原因は人によってさまざまです。また、ほてりや気分の浮き沈みは、ホルモンが大きく変化する体を、東洋医学でいう「腎(じん)」という生命力の源が支えきれずに起きていると考えることもあります。
今日からできること
- お腹や腰まわり、足先を冷やさないようにしてみてください。冷えは血の巡りを悪くする一番の原因です
- 甘いものや脂っこいもの、冷たい飲み物が続いていないか、少し見直してみてください
- 軽い散歩やストレッチなど、体を動かす習慣を取り入れてみてください
- 眠る前はスマートフォンを置いて、ゆっくり湯船につかる時間を持ってみてください
- 不安な気持ちを一人で抱えず、紙に書き出したり、人に話したりしてみてください
これらは、治療の効果を邪魔するものではありません
。治療で頑張っている体を、少しでも楽にしてあげるための工夫です。
一人で我慢しなくて大丈夫です
「治療中だから、漢方の相談はまだ早いかな」と思う方もいらっしゃいますが、実は生理を止めている今の時期こそ、体を整えるチャンスでもあります。
不正出血やほてり、気持ちの波は、あなたが我慢すべきものではありません。今どんな体の状態にあるのか、どう整えていけばよいのか、一緒に考えていきましょう。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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