春は東洋医学の考え方で、「自律神経が乱れやすい季節」とされています。
暖かくなり、日差しも強くなる春は、体が環境の変化についていくのに精いっぱい。
特にお子様は、新しい学年、新しい学校、新しいクラスなど、環境が大きく変わるため、自律神経がストレスを感じやすくなりますよね。
自律神経が乱れると、頭痛やめまい、朝なかなか起きられないなどの症状が現れます。
特に「起立性調節障害」は、立ち上がった時にめまいやふらつき、ひどい時には倒れてしまうこともあるため、注意が必要です。
「起立性調節障害」は、お子様自身もつらいですが、見守る保護者の方も不安になりますよね。
「やる気がないだけ」「怠けているだけ」と誤解されやすい症状でもありますが、実際は本人の意思とは関係なく、自律神経がうまく働いていないために起こるのです。
そこでおすすめなのが、「漢方薬」です。
漢方では、自律神経のバランスを整えるために、お子様の体質や症状に合わせて薬を選びます。
特に春の起立性調節障害に用いられることが多いのは、「抑肝散(よくかんさん)」や「加味逍遥散(かみしょうようさん)」という漢方薬です。
抑肝散は、イライラや緊張感をほぐして心をリラックスさせる働きがあります。
が漢方薬は症状で選ぶのではなく、体質を見て選ぶ事が大切です
例えば、疲れて頭に栄養を送る事ができないタイプのお子様が
抑肝散や加味逍遙散を服用すると、状態が悪化してしまう恐れもあります
春先の起立性調節障害を漢方で改善する場合は
東洋医学の視点から体質をチェックできる専門家に相談する事がおすすめです
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