東洋医学的に子宮・卵巣の妊娠力を知る方法

東洋医学(中医学)では、「腎(じん)」という臓器が妊娠力を大きく左右すると考えられています。

「腎」は現代医学でいう腎臓だけでなく、生殖機能やホルモンバランス、アンチエイジングとも深く関わっています。

では、自分の妊娠力(腎の健康状態)はどうやって分かるのでしょうか?

まず中医学には、「舌診(ぜっしん)」と「脈診(みゃくしん)」という独特な体質チェックの方法があります。

 

 

舌診は、舌の色や形、舌の表面の苔(こけ)の様子をチェックする方法です。

例えば、舌の色が薄く白っぽい場合や苔が薄すぎる場合は

「腎虚(じんきょ)」、つまり妊娠力が低下しているサインの可能性があります。

 

 

脈診は、手首の脈の打ち方や強さ、リズムなどを診る方法です。

脈が細く弱々しい場合、これも腎のエネルギー不足を示すことが多いです。

 

 

また、中医学には「経絡(けいらく)」という考えがあります。

経絡は体内の気(エネルギー)の流れる通路のようなものです。

この経絡が乱れると、体のさまざまな場所に不調が出ます。

例えば、腰の痛みが続いたり、髪が細く抜けやすくなったり、小さな耳鳴りがする場合、これらは「腎虚」のサインかもしれません。

 

 

さらに、毎月の月経の状態からも腎虚をチェックすることができます。

 

例えば、生理周期が不安定、経血量が非常に少ない、

または色が薄くサラサラしている場合は、腎虚による妊娠力の低下が考えられます。

逆に経血量が多すぎたり、レバーのような塊が多い場合も、体のバランスが崩れているサインです。

 

東洋医学では、こうした体からのサインをしっかり受け止めて、

自分の体質を整えることが妊娠力を高める重要なステップです。

自己判断は難しいので、中医学の専門的知識をもった漢方薬局で、きちんと健康相談を受けることをおすすめします。

妊娠に関する体の乱れを改善し、妊娠力を高めるためには、

中医学の専門的知識をもつ漢方相談員がいる漢方薬局で、しっかり体調を整えることが何よりも大切です。

 

あなたの妊活を漢方の力でサポートしましょう。

 

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