流産を繰り返している方へ 着床前の遺伝子検査と漢方でのサポート

流産を繰り返すことは、

精神的にも肉体的にも大きな負担となります。

 

 

最近では、着床前遺伝子検査PGT-Aという技術が確立されており、

移植の時に遺伝子エラーのある受精卵を事前に取り除くことができます。

 

 

ここでは、PGT-Aの概要と、

それらと組み合わせて漢方でのサポートについてお話しします。

 

 

着床前遺伝子検査(PGT-A)の概要

 

PGT-A(着床前胚染色体異数性検査) は、以下のようなカップルを対象としています。

  • 体外受精胚移植の不成功を2回以上経験している不妊症のカップル
  • 流産や死産を2回以上経験しているカップル(人工妊娠中絶は含まれません)

検査の流れ

  1. 卵巣刺激:採卵の準備を行います。
  2. 採卵と受精:体外受精や顕微授精によって受精させます。
  3. 胚の培養:受精胚を5日間以上培養し、胚盤胞まで成長させます。
  4. 生検と解析:胚盤胞の栄養外胚葉(TE)から数細胞を採取し、遺伝子解析を行います。
  5. 結果とカウンセリング:解析結果を基に遺伝カウンセリングを実施し、移植可能な胚を選択します。
  6. 胚移植:選ばれた胚を子宮に移植します。

 

漢方によるサポート

着床前遺伝子検査と併用することで、漢方は妊娠の成功率をさらに高める

役割を果たします。

 

 

以下に、漢方の具体的なサポート方法を挙げます。

体質改善:子宮卵巣の血流を改善させ、卵子の質や内膜の質をサポートします

自立神経のバランスをサポート:自律神経を整える事で子宮、卵巣の状態を最適にします

免疫力の安定:体の免疫力を高めることで、妊娠の維持を助けます。

特に、着床後の胚が母体に定着しやすくなるようサポートします。

 

漢方専門薬剤師からのアドバイス

流産や不妊治療における漢方の使用は、

一人一人の体質や症状に合わせた漢方薬が必要です。

以下のポイントに注意して、漢方の力を最大限に引き出しましょう。

煎じ薬を使うこと:煎じ薬は煮出して使うタイプの漢方薬なのですが

専門店でしか購入することができません

妊活のサポートに特化したあなただけの漢方薬をお選びします

動物性生薬の配合製品を使う:動物性の生薬は非常に効果の高い妊活に特化した

特別な製品です。 この製品を入れることで

妊娠力をサポートする効果が大幅に高まります

 

ホルモンの周期に合わせて漢方薬を調節すること

妊活漢方の専門店でない場合女性のホルモン周期を無視して一種類の漢方薬をずっと出し続けることもありますが、(だいたい当帰芍薬散が多い…)

当店では女性の 生理期、低温期、排卵期、高温期に最適な漢方薬をお出ししています

ホルモンの変化に合わせて最適な漢方薬を使い分けることで、特に35歳以上の

妊娠体質の構築に大きく寄与してきました

 

 

いかがでしたでしょうか?

妊活の漢方薬にご興味のある方はぜひ専門店にご相談くださいね