プロによるマニアックな高齢不妊漢方解説 その① 毓麟珠 いくりんしゅ

妊活中のみなさんこんにちは

向けの妊活漢方薬を日々研究している よしくに先生

です

 

今回のブログでは、妊活漢方オタクの私が本気で処方を解説する

非常にマニアックなブログです

 

 

コロナ前の中国研修の写真です

 

 

さて、本日ご紹介する漢方薬は

毓麟珠 いくりんしゅ

という漢方薬です。

 

この生薬の構成生薬はこちら

 

人参 にんじん    気を補う王様の生薬

白朮 びゃくじゅつ  お腹の気を補いエネルギーを産む

茯苓 ぶくりょう   体のむくみをとってお腹を整える

芍薬 しゃくやく   血を作り筋肉をリラックスさせる

川芎 せんきゅう           血の巡りと気のめぐりを良くする

炙甘草 しゃかんぞう   諸薬の調整

当帰 とうき                  血を作り血の巡りを良くする

熟地黄 じゅくじおう  妊娠力の源腎をサポート

菟絲子 としし     腎を温める

杜仲 とちゅう     腎を温める

鹿角霜 ろっかくそう  動物性生薬で腎を温める作用が強い

蜀椒 しょくしょう   花椒のことです 体を芯からしっかり温めます

 

 

この毓麟珠 いくりんしゅ

は腎陽虚 じんようきょ といって体が芯から冷える様な方に適しています。

 

このような状態の方は

基礎体温も低めや中々高くならないことが多いです

 

 

当店では不妊によく使う生薬を二百種類取り揃えております。

特に35歳から45歳の不妊の相談が得意分野です

 

ぜひご相談お待ちしております