プロによるマニアックな高齢不妊漢方解説 その③右帰丸 うきがん

 

みなさんこんにちは

 

不妊の漢方薬を10年間研究している店主が

本気で「高齢不妊の漢方薬について解説するブログ」です。

 

中医学では、

女性は7の倍数で妊娠力が変化していく

と考えられています。(中医学の言葉で腎精 じんせいと呼びます)

 

 

つまり、女性の妊娠力は28歳がピークで

その後 35歳、その次は42歳 で変化を迎え

最終的に49歳前後で閉経を迎える

 

という考え方です。

 

本日ご紹介する漢方薬は特に35歳から45歳で妊活をしている方に

オススメしたい漢方薬ですので、ぜひご覧くださいね

 

本日ご紹介する漢方薬は

「右帰丸 うきがん」

という名前の漢方薬です

 

 

配合生薬は

熟地黄 じゅくじおう 補腎、補血の効果 山薬 さんやく   健脾、補腎

山茱萸 さんしゅゆ 補益肝腎     枸杞子 くこし 補肝血     菟絲子 としし 補陽

鹿角膠 ろっかくきょう 補陽精血   当帰 とうき 補血活血     附子 ぶし 補陽

肉桂 にっけい 助陽         杜仲 とちゅう 補腎陽

 

このような10種類の生薬が配合されています

 

一言でいうと

「八味丸をめちゃくちゃパワーアップさせたような方剤です」

この方剤は不妊で悩んでいる方の中でもどのような方に適しているか

 

それはこんな方です

 

□35歳以上で不妊

□若い頃と比べて月経量が減ってきた

□月経が不定期になった

□顔色が白い

□手先足先がよく冷える

□耳鳴りがする

□腰の辺りもよく冷える

 

この方剤は日本にはありませんが、当店に在庫してある生薬を組み合わせると

同じような効果を出すことが可能です。

 

 

当店は35歳から45歳で妊活を頑張っている方の味方です。

ぜひご相談にいらしてください お待ちしております