多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でお困りの方にお勧めの漢方薬 その③子宮卵巣をあたためて血流UP

妊活中のみなさんこんにちは

相談にいらっしゃる方の中で表題にもでているPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)&不妊で

悩んでいらっしゃる方多いです。

今日はPCOSの病態の中でも

 

「子宮卵巣の周りが冷えてしまい血流が悪い状態」

 

の方におすすめの漢方薬をご紹介します。

 

PCOSは中医学の考えでは、

「卵胞の排卵力不足」

が原因で排卵できない状態です。

 

 

排卵力を高めるためには中医学的には次の二つの条件があります。

 

1.腎陽(子宮卵巣の周辺を温める力)が十分にある事

2.衝任の流れが良い事(子宮卵巣の周りの血流が良い事)

 

 

この二つの条件を満たすためには

 

1.腎陰と腎陽をバランスよく補う

2.子宮卵巣の気血のめぐりを良くする

 

漢方薬が適しています。

 

具体的には

 

左帰丸 さきがん

仙茅 せんほ 淫羊藿 いんようかく 鹿角膠 ろっかくきょう

丹参 たんじん 当帰 とうき 黄耆 おうぎ

 

また、ストレス過剰で気の滞りがみられる場合は

四逆散 しぎゃくさん

を加える必要があります。

 

日本だと保険適応で出すことは難しい処方が多いので、ぜひ 漢方薬局等専門店にご相談くださいませ。

 

当店ではアラフォー世代の妊活を応援しています。

妊活でお悩みの方はぜひご相談くださいね