妊活中で月経周期がバラバラの方にオススメの漢方薬③

妊活中の皆さんこんにちは

今回のシリーズでは月経周期が不安定な方向けの記事を書いています。

(中医学の専門用語では崩漏(ほうろう)と言います)

本日ご紹介するタイプは

「子宮卵巣の妊娠力不足タイプ 」

 腎気虚証(じんききょ)

です。

中医学用語の「腎(じん)」は子宮卵巣の機能も含まれます。

この腎の気不足になると「腎の固摂作用が低下」してしまい、月経が乱れて来てしまうというメカニズムになります。

以下のチェック項目に当てはまる方は腎気虚の可能性があります

□月経が不定期。決まった周期で来た事が無い

□月経は突然始まり、量が多い

□ 月経が中々止まらない

□量が多い時とダラダラ始まる月経が交互に来る

 

このようなタイプにオススメの漢方薬は

○加減蓯蓉菟絲子丸(かげんじゅようとししがん)加党参、黄耆、阿膠

です。これは日本では売っていないので、

補中益気湯 と 芎帰膠艾湯を合わせた物が近いと思います

ピルを使う治療とは異なり、漢方薬で月経不順を整えていくことは即ち妊娠体質を作る事です!

ぜひご相談お待ちしております