35歳〜45歳の方にお勧めしたい月経周期に沿った効果的な漢方の使い分けの方法

妊活中の皆さんこんにちは。3

5歳から45歳の方々にとって、妊娠しやすい体質を作るためには、月経周期に沿った漢方薬の選び方が重要です。

 

このブログでは

東洋医学の考え方に基づいて、月経期、低温期、排卵期、高温期ごとに最適な漢方薬を選ぶ方法をご紹介します。

 

月経期 げっけいき

この時期は、古い内膜や老廃物を体外に排出する大切な期間です。

ここで推奨するのは「紅花 こうか」を含む漢方薬です。血流を改善し、月経痛を緩和する効果が期待できます。

代表的な漢方薬には

「芎帰調血飲第一加減 きゅうきちょうけついんだいいちかげん」

「冠元顆粒 かんげんかりゅう」

「折衝飲 せっしょういん」などがあります。

 

低温期 ていおんき

 

この期間は卵胞の成長をサポートする重要な段階です。

特に低温期が長い方には「女貞子 じょていし」という生薬が適しています。

これは卵胞の成長に必要な栄養をサポートし、妊娠しやすい体質を作ります。

 

排卵期 はいらんき

中医学で「陰から陽への転化」と考えられるこの時期には、「皀角刺 そうかくし」「菖蒲根 しょうぶこん」といった生薬がオススメです。

これらは陰陽のバランスを整え、排卵を助ける効果があります。

 

高温期前半 こうおんきぜんはん

基礎体温が上昇するこの時期には、体を温め、血を養うことが大切です。

「十全大補湯 じゅうぜんだいほとう」や「八味丸 はちみがん」などが推奨されます。

これらは内膜の血流をサポートし、着床を促します。

 

高温期後半 こうおんきこうはん

 

月経前の5〜7日間は、体温を保ちつつ、気の滞りに注意が必要です。

この時期には、「逍遙散 しょうようさん」

「柴胡疎肝湯 さいこそかんとう」

「香蘇散 こうそさん」などが良いでしょう。

 

これらは自律神経をリラックスさせ、気の流れを改善し、妊娠に適した体質へと導きます。

 

このように、月経周期に沿って漢方薬を使い分けることで、35歳から45歳の女性が妊娠しやすい体質を作ることが可能です。

どの漢方薬が適しているかは個々の状態により異なるため、ぜひ体質チェックの予約を取ってくださいね