40代で妊活をがんばっている皆さん、こんにちは。
最近、「AMH検査」という言葉を
よく耳にすることがあると思います。
AMHは卵巣内の卵胞から
分泌されるホルモンで、
AMH検査では血液中の
ホルモンの濃度を測定することで、
残っている卵子の数を推定することができます。
AMH検査でわかること
- 卵子の残りの数:
- AMH値が高いと、卵子が多く残っている可能性があります。
- AMH値が低いと、卵子が少なくなっていることを示します。
- 病気の可能性:
- 高いAMH値は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性があります。
- 低いAMH値は、早発卵巣不全の可能性があります。
AMH値の年齢別平均
AMH値は年齢とともに減少します。以下は年齢別の平均値です:
年齢 |
AMH平均値 |
30 | 4.02 |
35 | 2.62 |
40 | 1.47 |
45 | 0.41 |
AMH値を上げる方法は?
AMH値そのものを上げることは難しいですが、
卵子の質を保つために以下のことができます:
- 血流を良くする:血流改善の漢方薬を飲む
- 糖質を制限する:お菓子やジュースを控える
- 禁煙する:喫煙は卵子に有害です
- 十分な睡眠:7時間程度の睡眠を確保する
- 良質な漢方薬を服用する
東洋医学で考えるAMHの低い状態とは
東洋医学では、
AMHが低い状態を「卵子を育てる力が不足している」と考えます。
特に陰陽で考えると陰の力が不足している方が多く、
そのため次のような症状が現れやすいです:
- 月経周期が長すぎる
- 月経の量が少ない
- 寝ている時に手足が火照る
- 寝汗をかきやすい
- 髪に潤いがない
体質に合った漢方薬を服用することで、
これらの症状を改善し、赤ちゃんを迎えやすい体を整えていくことが可能です。
まとめ
AMH検査は、卵巣に残った卵子の数を推定する重要な検査です。
AMH値が低くても、質の良い卵子があれば自然妊娠は可能です。
質の良い卵子を作るためには、生活習慣と良質な漢方薬で体を整えることが近道です。ぜひご相談お待ちしております。