ステロイドを塗ってもぶり返す。
保湿をがんばっても、季節の変わり目にまたガサガサに。
ドラッグストアで「アトピーに効く」と書かれた漢方薬を買って試したけれど、あまり変化を感じられなかった……。
そんな体験をして、最後に当店に辿り着く方多いです
実はアトピー性皮膚炎は、中医学(中国伝統医学)では「ひとつの病気」としてひとくくりにはしません。
同じ「アトピー」でも、症状の出方や体質によっていくつものタイプに分かれていて、合う漢方薬もまったく違ってくるのです。
こんな症状はありませんか?
一口にアトピーといっても、実際の肌の状態はさまざまです。

- 赤みが強く、ジュクジュクと汁が出る
- 熱っぽく、境界がはっきりした赤い発疹が広がる
- 疲れやすく、胃腸が弱い体質で、慢性的にジュクジュクを繰り返す
- 肌がカサカサに乾燥して、粉をふいたようになる
- ほてりを感じながらも肌が乾いて赤みが出る
- イライラやストレスが強いときに悪化しやすい
- 皮膚が硬くゴワゴワし、色素沈着や黒ずみが残っている
同じ「アトピー」という診断名でも、当てはまる症状はずいぶん違いますよね。
中医学から見るアトピーのタイプ
中医学では、これらの状態を
「湿熱 しつねつ (体に余分な熱と水分がこもっている)」
「血熱 けつねつ(血の中に強い炎症の熱を持っている)」
「脾虚湿毒 ひきょしつどく(胃腸が弱く、余分な水分をため込みやすい)」
「血虚風燥 けっきょふうそう(体の潤いや血が不足してカサカサ乾燥する)」
「肝鬱血燥 かんうつけっそう(ストレスで気の巡りが乱れて悪化する)」
「瘀血 おけつ(血の巡りが滞り、皮膚が硬く色素沈着する)」
など、いくつもの「証(しょう)」に分けて考えます。
さらにアトピーは経過とともに姿を変える病気でもあります。
まずは赤み・汁・かゆみといった急性の炎症を鎮め、次に乾燥や苔癬化(皮膚が硬くなること)といった慢性期の症状を落ち着かせ、最後にうるおいのある肌へ整えて再発を防ぐ。
この三段階を、そのときどきの証に合わせて処方を切り替えながら進めていくのが、中医学のアトピー治療の考え方です。
自分でできること
タイプに関わらず、日常でできる養生もあります。
- 熱っぽく赤みが強いときは、辛いもの・揚げ物・アルコールを控える
- 乾燥・カサつきが強いときは、体を潤す食材(白きくらげ、梨、豆乳など)を取り入れる
- 掻き壊しを防ぐため、爪を短く保ち、締め付けの少ない衣類を選ぶ
- ストレスで悪化しやすい方は、睡眠と気分転換の時間を意識してとる
ひとりで選ぶのは、実は難しいのです

こうして見てみると、アトピーには本当にたくさんのタイプがあり、しかも治療の段階によって合う漢方薬も変わっていきます。
病院の薬だけではなかなか改善しなかったり、ドラッグストアで自己判断で漢方薬を選んでみたけれど良くならなかったりする方が多いのは、実はこのためなのです。
今の肌の状態がどのタイプにあたるのか、そして今どの治療段階にいるのかを見極めることが、改善への近道です。
なかなか良くならずお悩みの方は、ぜひ一度、厚麗堂薬局にご相談ください。あなたの体質と今の状態に合わせた漢方薬を、一緒に探しましょう。
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