
梅雨の時期って、なんとなく気分が落ち込んだり、やる気が出なかったりしませんか?
実はそれ、ただの気のせいじゃなくて「湿気」が関係してるかもしれません。
中医学では、こうした気候による影響を東洋医学では「外邪(がいじゃ)」
と呼びますが、梅雨の主役はズバリ「湿邪(しつじゃ)」。
この湿邪が体に入り込むと…
✔︎ 朝から体が重い
✔︎ 胃腸がスッキリしない
✔︎ なんだかイライラする、気分が落ち込む
といった「心と体の両方」に影響が出やすくなります。
特にこの湿邪が長く滞ると、
「痰湿(たんしつ)」といって体の中に余分な水分や老廃物が溜まって、メンタルまで曇らせるんです。
・気分が沈む
・頭がボーっとして集中できない
・不安感が増す
…実はこれ、体の中の湿気が“こころ”の動きにブレーキをかけてる状態なんです。
でも大丈夫。中医学にはちゃんとケアの方法があります。
たとえば…
🍵 食事では、はとむぎ・冬瓜・陳皮(ちんぴ)などの「湿を追い出す食材」を。
🚶♀️ 軽い運動で「気」の巡りを良くするのも効果的。
🌿 そして、体に合った漢方薬を取り入れると、心も体もふっと軽くなりますよ。
不安や不眠には「温胆湯」
喉のつかえやストレスには「半夏厚朴湯」
だるくて食欲がないなら「平胃散」なども選択肢です。
ただし、漢方は「体質に合わせて」選ぶことが何より大切。
「気分が重い…」「何となく不調…」そんな時は、体からのサインを見逃さずに。
無理せず、優しく整えていきましょう。
梅雨を少しでも快適に過ごせますように🌿
漢方で“こころの梅雨”も、晴れ間に変えていきましょうね。