「もしかして、私にはもう赤ちゃんを授かることはできないのかな…」
40代を迎え、妊活に励む中で、そんな不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、諦めるのはまだ早いです!
東洋医学の知恵が詰まった「周期調節法」という漢方薬を用いた方法が、
40代からの妊娠をサポートする心強い味方となる可能性があります。
周期調節法とは?

周期調節法とは、
月経周期の各段階に合わせて異なる漢方薬を服用することで、
ホルモンバランスを整え、妊娠しやすい体へと導く治療法です。
月経周期を主に「月経期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」の4つに分け、
それぞれの時期の体の状態に合わせた漢方薬を服用します。
例えば、月経期には、滞った血を排出して新しい血を作る
「活血化瘀 かっけつかお」や「補血 ほけつ」作用のある漢方薬がおすすめです
卵胞期には、卵胞の発育を促し、
子宮内膜を厚くする「補腎養血 ほじんようけつ」作用のある漢方薬がおすすめです
排卵期には、気の巡りを良くし、
排卵をスムーズにする「理気活血 りきかっけつ」作用のある漢方薬がおすすめです
そして黄体期には、
基礎体温を高く維持し、
着床を助ける「補陽温腎 ほようおんじん」作用のある漢方薬を、といった形で使い分けます。
なぜ40代からの妊活に周期調節法が良いのか?

40代になると、卵巣機能の低下やホルモンバランスの乱れなど、
妊娠へのハードルが高くなる傾向があります。
西洋医学的な治療では、年齢による限界を感じることも少なくありません。
しかし、周期調節法は、体の根本的なバランスを整えることに主眼を置いています。
血行を促進し、体を温め、気の巡りを良くすることで、
卵巣や子宮の機能を高め、子宮内膜の状態を改善します。
これにより、加齢によって衰えがちな生殖機能を底上げし、
妊娠しやすい体内環境を整えることが期待できるのです。

実際、周期調節法を用いることで、基礎体温の乱れが改善されたり、
子宮内膜が厚くなったりといった変化が見られるケースも多く報告されています。
これは、体が本来持っている妊娠する力を引き出すことにつながります。
周期調節法で妊娠を掴む!具体的な漢方薬の例
具体的な漢方薬は、
個人の体質や症状によって異なりますが、一例を記載いたします

- 低温期(卵胞期): 帰脾湯、参茸丸、桂枝茯苓丸など。子宮内膜を厚くし、卵胞の発育を促します。
- 排卵期: 芍薬甘草湯、柴胡加竜骨牡蛎湯など。排卵をスムーズにし、気の巡りを改善します。
- 高温期(黄体期): 参茸丸、帰脾湯など。基礎体温を維持し、着床を助けます。
これらはあくまで一例ですので、
あなたの月経周期、基礎体温、体質、そして現在の体調を総合的に判断し、最適な漢方薬をお選びいたします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました
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