日々さまざまな情報を収集しながら、少しでも妊娠の可能性を高めたいと願われていることでしょう。
漢方薬の中でも「温経湯(うんけいとう)」は、不妊治療に取り入れられることの多い有名な処方です。
しかし、同じ「温経湯」でも、剤型や製造メーカーによって
その中身と効果には大きな違いがあることをご存知でしょうか。
目次
Toggle温経湯とは

温経湯は、身体を温め、血流を改善し、子宮や卵巣の機能を高めることで妊娠しやすい身体づくりをサポートする漢方薬です。
特に、冷え性で生理不順や生理痛がある方、どちらかというと痩せ型で虚弱体質の方に向いていると言われています。
知っておきたい「日本の粉の漢方」の現実

市販されている多くの漢方薬は、手軽な「エキス剤」という粉末タイプです。
しかし、この一般的な日本の粉漢方の温経湯には、重要な2つの違いがあるのです。
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桂枝ではなく桂皮が使われている
本来、温経湯には「桂枝(けいし)」という生薬を使用します。
桂枝は肉桂の若枝で、身体の表層から中層にかけての血流を改善し、身体を温める作用があります。
一方、多くの市販の温経湯には「桂皮(けいひ)」が使われています。
桂皮は肉桂の樹皮で、桂枝よりも温める作用が強いとされますが、本来の処方とは異なるため、期待する効果が得られにくい可能性があります。
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阿膠がロバ皮ではなく豚ゼラチン
温経湯の重要な成分の一つに「阿膠(あきょう)」があります。
これは本来、ロバの皮を煮詰めて作るゼラチン質の生薬で、補血作用(血を補う作用)や止血作用に優れています。
しかし、コストや調達の関係から、市販の多くの温経湯では豚のゼラチンで代用されています。
そのため、本来の阿膠が持つ効果が十分に発揮されていない可能性があるのです。
当店の漢方薬へのこだわり
これらの点を踏まえ、当店では日本で手に入る中でも、しっかりと効果がある材料で作られた漢方薬を厳選してご提供しています。
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生薬の質にこだわる:当店で取り扱う温経湯は、伝統的な処方に基づき、本来の「桂枝」を使用し、質の高い「阿膠」を配合しています。
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効果を第一に考える:漢方の効果は、使用する生薬の質とバランスによって大きく変わります。当店では、効果が実感できる漢方薬だけを厳選しています。
特に35歳から45歳の妊活をされている方へ
35歳を過ぎると、卵子の質の低下やホルモンバランスの変化など、妊活における課題が増えてきます。
そんな中で、身体の内側から妊娠しやすい体質づくりをサポートする漢方薬の選択は非常に重要です。
当店の高品質な温経湯は、子宮内膜を厚くして着床環境を整えたり、卵胞の発育を促進したりするなど、加齢に伴う課題と向き合う方の強い味方となります。
質の高い生薬を使用しているため、身体にしっかりと作用し、年齢的なハンディキャップをカバーするサポートが期待できます。
妊活は長い道のりになることもありますが、身体の基盤から整えていく漢方療法は、確実な一歩となるでしょう。
漢方薬選びでお困りの際は、どうぞお気軽に当店にご相談ください。
あなたの妊活が実を結ぶよう、しっかりとした効果がある漢方薬でお手伝いいたします