生理じゃないのに出血…
それ、体からのサインかもしれません
「生理が終わったはずなのに、茶色いおりものが続く」
「予定外の時期に、少しだけど出血がある」
こんなことが続くと、不安になりますよね。
婦人科で検査をして「異常なし」と言われても、
症状があるのに理由がはっきりしないと、モヤモヤした気持ちを抱えたままになりがちです。
実はこうした不正出血や茶色いおりものは、
体が「ちょっと無理しているよ」「バランスが崩れているよ」と教えてくれているサインのことも少なくありません。
今回は、漢方の視点から
「なぜ起こるのか」「どう整えていくのか」を、できるだけわかりやすくお話しします。
東洋医学では不正出血をどう考えるの?

漢方では、生理以外の出血をまとめて
「血をコントロールする力が弱っている状態」と考えます。
大切なのは、
-
出血を止める力
-
血の流れ
-
体を支えるエネルギー
この3つのバランス。
どれか一つでも乱れると、少量の出血や茶色いおりものとして現れやすくなるのです。
よくある3つの体質タイプ
① 疲れやすい・体力不足タイプ
仕事や家事、気づかないうちに頑張りすぎていませんか?
このタイプは、
体を支えるエネルギーが足りず、血をしっかり留めておけない状態。
✔ 疲れやすい
✔ 食欲が落ちやすい
✔ 生理の血が薄い
✔ ダラダラと出血が続きやすい
そんな方に多く見られます。
② ストレス・ほてりが強いタイプ
忙しさや人間関係で、常に頭や心が張りつめている方。
体の中に「余分な熱」がこもり、
血が落ち着かずに外へ出やすくなる状態です。
✔ イライラしやすい
✔ のぼせやすい
✔ 口が渇く
✔ 色の濃い出血が出やすい
という特徴があります。
③ 血の巡りが悪いタイプ
冷えや長年の不調が積み重なっている方に多いタイプです。
血の流れが滞ると、
古い血がうまく排出されず、茶色いおりものとして残りやすくなります。
✔ 生理痛が重い
✔ 血の塊が出る
✔ 下腹部が重だるい
✔ 茶色いおりものが長引く
こんなサインが出やすくなります。
漢方での整え方は「3つの順番」が大切
漢方では、不正出血のケアを段階的に考えます。
① まずは出血を落ち着かせる
出血が続くと、体力も気力も消耗します。
最初は今出ている出血を止めることを優先します。
② なぜ起きたのかを整える
次に、
「疲れすぎ?」「ストレス?」「巡りの悪さ?」
あなたの体質に合わせて原因にアプローチします。
③ 再発しにくい体づくりへ
最後に、体の土台を立て直し、
生理リズムが安定する体を目指します。
「様子見」だけでつらいなら、漢方という選択も
もちろん、まずは婦人科で
筋腫やポリープなどがないか確認することはとても大切です。
でも、
「異常なし」
「ホルモンの影響ですね」
と言われて終わってしまった時。
そんな時は、
体質そのものを整える漢方が力になれることがあります。
気になることはぜひご相談ください