メンタルの不調におこまりのみなさんこんにちは。
こんなお悩み、ありませんか?
「なんとなく心が落ち着かない」
「夜になると目が冴えて眠れない」
「ちょっとしたことでイライラしてしまう…」
毎日が忙しくて、心がザワザワ、不安定になることってありますよね。
実はそんな時こそ、漢方の考え方がとても役に立つんです。
◆中医学で見る「心の安定」とは?
漢方では、
心の健康を支えているのは「心(しん)」と「神(しん)」という2つのはたらき。
「心」は体の中の臓器としての心臓だけではなく、
感情・思考・意識の中心とされていて、
そのはたらきがうまくいっている状態を「神が安らか」と表現します。
つまり、ストレスや生活の乱れで「心」が弱ると、「神」も乱れ、
気分の落ち込みや不安、不眠、イライラといった心の不調が出てきやすくなるんです。
この「心」と「神」のバランスを整える治療法を、中医学では「安神法(あんじんほう)」と呼びます。
◆あなたはどのタイプ? 心が不安定になる原因別のパターン
実は、「心の不安定さ」にはいろんなパターンがあります。
ここでは代表的な4つのタイプをご紹介しますね。
① イライラしやすく、感情が高ぶりやすいタイプ
・怒りっぽい、胸がドキドキする、寝つきが悪い
→ これは「気の巡り」が滞って、体に熱がこもっている状態。
体の中のストレス熱を冷まし、気の巡りをよくすることで落ち着いてきます。
② 疲れやすく、不安感が強いタイプ
・眠りが浅い、やる気が出ない、物忘れが増えた
→ これは「気」や「血」が足りない、つまりエネルギーと栄養不足のサイン。
補うことで心の安定が戻ってきます。
③ 冷えやすく、気分が落ち込みやすいタイプ
・手足が冷たい、やる気が出ない、温めるとよく眠れる
→ 「陽気」が不足して、心身が冷えている状態。
体を内側から温めることが大切です。
④ 胃腸が弱って気分もどんよりタイプ
・お腹の張り、胃もたれ、くよくよ悩む、不眠
→ 実は「胃腸の不調」が心に影響していることも。
「胃が整えば、心も整う」という考え方があるんです。
「自分はこのタイプかも?」と思った方も、
漢方薬は体質や生活背景に合わせて選ぶオーダーメイドの処方です。
ぜひ自己判断ではなく、漢方薬の専門家に相談してくださいね。
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