こんにちは、
「漢方って癌にも使えるんですか?」
実はこのご質問、年々増えてきています。
がん治療の技術はとても進歩していて、
手術・抗がん剤・放射線治療など、選択肢も増えました。
でもそれと同時に、
✔ 体力が落ちてしまう
✔ 副作用がつらくて、治療が続けられない
✔ 精神的にも落ち込みやすい
そんな悩みを抱える方も少なくありません。
そこで今、「漢方で身体を整える」という考え方が、少しずつ注目されてきています。
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■ がんは“からだ全体のバランスの乱れ”として見る
東洋医学では、がんを
気(エネルギー)・血(栄養)・水(潤い)の流れが滞り、
身体の抵抗力(正気)が弱って、
病気の原因(邪気)に負けてしまった結果として現れるもの、
と考えます。
だから漢方では、がんを直接攻撃するというよりも、
「がんに負けない身体づくり」を大切にします。
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■ 現代医学と漢方、両方を並行するのがおすすめ
漢方薬だけでがんの対策ができないわけでは
ありませんが、
現代医学の治療ができるのであれば、並行していく事が
おすすめです
たとえば…
● 手術後の回復を早めたい
→ 「気」と「血」を補って、回復力を高める処方を使います。
● 抗がん剤の吐き気や食欲不振がつらい
→ 胃腸を整える処方で、食べられる体に。
● 白血球が下がって、感染が不安
→ 免疫力のベースを支える生薬で、元気をつけます。
● 疲れやすく、やる気が出ない
→ 肝腎(かんじん)という「生命エネルギーの源」を補います。
その方の体質や状態に合わせて、オーダーメイドで処方を組むのが漢方の特徴です。
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■ 「体を整えながら、治療と向き合う」ために
「副作用を少しでも軽くしたい」
「治療をしながらできるだけ普段通りの生活を続けたい」
そんな想いがある方にぜひ、漢方薬を選択肢として
考えていただきたいです
体質をしっかり見極めながら、
無理なく、安心して取り入れていけるよう、
私たちが全力でサポートします。
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■ 最後に…
「漢方って本当に効果あるの?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、私たちはこれまでたくさんのがん患者さんの
「回復する力」に寄り添ってきました。
中には、余命半年と宣告された膵臓癌の方が
2年以上経ってもそれ以上悪化しなかったり
ステージ3と言われた肺癌の方が、手術をした後再発せずに
元気に日常に戻れた例もあります
どんなご相談でも構いません。
どうぞ安心してお話にいらしてくださいね。