先日の国際学会で中国の偉い先生(敢えて名前は伏せます)が発表していた、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のタイプ別治療方法をご紹介します!
腎虚肝鬱タイプ(子宮卵巣のパワー不足+ストレスタイプ)
このタイプは子宮卵巣のパワー(中医学では腎気と言います)が足りないこと、そして、自律神経のバランスを崩していることで、代謝が悪くなりPCOSが起こってしまうタイプです
症状としては
□月経が遅れやすいまたは無月経
□ニキビができやすい
□月経の時に腰痛がある
□月経の時にイライラしやすい
などです。
子宮卵巣のパワー不足があるので、不妊になりやすいことも一つの特徴だそうです
この様な腎虚肝鬱タイプのPCOSにオススメの漢方薬は
加味育陰湯加減です
聞いたことありますか? 僕は先日初めて聞きました!! なぜならこれは この先生務める病院で開発された新しい処方だから日本にはありません。
構成生薬は
塾地黄 白芍薬 山茱萸 杜仲 続断 桑寄生 牡丹皮 香附子 懐牛膝 亀板 牡蠣 阿膠
甘草 です。
ちなみに当店では桑寄生以外は全て手に入ります。
(桑寄生は日本では手に入らないです。)
学会で学んだ知識をすぐにお客様の為に還元できるので、こう言う時に生薬を沢山揃えておいて良かったなと思います!
ぜひご相談お待ちしております