乳がんの回復期の漢方
〜中医学から見た“整える力”の再生〜
乳がんと診断されたとき、手術や抗がん剤、
放射線などの治療を終えても、心と体にはさまざまな影響が残ります。
「再発が怖い」「体力が戻らない」「心が不安定」——
そんな方はぜひ漢方薬という選択肢を考えてみてください。
中医学では、乳がんは「瘀血(おけつ)・痰湿(たんしつ)・気虚(ききょ)」な
どのバランスの乱れによって生じた“体質の弱さと老廃物”と捉えます。
治療が一段落した回復期こそ、体質を根本から見直す絶好のタイミングなのです。

🌿タイプ別・回復期の漢方的ケア

✅【肝気鬱結タイプ】
ストレスを溜め込みやすく、再発への不安や怒りが抑えられないタイプ。
→ 気を流すことがカギ。香りのある食材やアロマ、呼吸法も有効です。
(例:逍遙散ベースの処方)
✅【痰湿内結タイプ】
浮腫みやすく、体が重だるい。治療後、代謝が落ちたと感じる方。
→脾(胃腸)を立て直すことが基本。甘いもの・冷たいものは控えめに。
(例:二陳湯ベースの処方)
✅【瘀血阻絡タイプ】
術後の瘢痕が硬く残りやすく、肩こり・頭痛・生理トラブルも。
→血を巡らせることがカギ。ストレッチやお灸もおすすめ。
(例:血府逐瘀湯ベースの処方)
✅【気虚血瘀タイプ】
体力低下が著しく、疲れが抜けにくい。貧血・冷えもあり。
→補気+活血の両輪でサポート。過労に注意し、栄養と休息を重視。
(例:補中益気湯+桃紅四物湯ベース)
✅【陰虚内熱タイプ】
ほてりや寝汗、不眠が気になる。心の緊張が取れにくいタイプ。
→潤す+熱を冷ますケアを。無理せず、静養を第一に。
(例:知柏地黄丸+酸棗仁湯など)
🛁 養生も大切な“お薬”
中医学では「薬も大事。でも、生活がもっと大事」と考えます。
・毎日23時までに寝る
・湯船にゆっくり浸かる
・深呼吸や散歩で気を巡らせる
・無理に前向きになろうとせず、まず“安心”を感じること
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🌸乳がんを経験した体は、決して“弱くなった”のではなく、
“これからの体”を整える準備ができたということ。
回復期のケア次第で、その後の10年・20年が変わります。
一人で頑張らずに、信頼できる専門家と一緒に「再スタート」のケアを始めてみませんか?
ご相談お待ちしております